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大崩山(おおくえさん:1643m) 宮崎県 祖母・傾国定公園


    山行記録 (和久塚〜下小積尾根コース)−中編−


慎重に3段バシゴを登る 袖ダキ展望台からは再び樹林の道に戻る。
途中、乳房岩展望台があり、立ち寄る。
ここからも、小積ダキ、下和久塚の展望が素晴らしい。

再び、登山道に戻り、樹林の道を登って行くと、だんだん道は急になり、下和久塚の岩峰の下に出る。
ほぼ垂直に近い壁には3段のアルミハシゴが取り付けられており、慎重に登る。
3段ハシゴで下和久塚へ登る
下和久塚の岩峰の上を歩く ハシゴを登り切ると、目の前が開け、下和久塚の岩峰の上にでる。
岩峰の上は、思った以上に幅があり、歩くのに何の問題もない。
ここからの展望も素晴らしく、目の前には次に目指す、中和久塚の岩峰が控える。

後ろを振り返ると、高度感にあふれ、谷の向こうには木山内岳や桑原山が続いている。
下和久塚の岩峰の上を歩く
中和久塚を目指して進む 中和久塚を目指して、岩の上を進む。
青空に岩峰が映え、気分は最高だ!!
青い空と白い岩、緑のヒメコマツそして少し色づきかけた紅葉がマッチして、素晴らしい景色だ!

中和久塚の岩峰には、再びロープやアルミハシゴを使って登る。
中和久塚の岩峰が見えてくる
中和久塚かた望む上和久塚の岩峰 中和久塚の岩峰は3つの岩峰に分かれている。
この岩峰からの展望も素晴らしい。
目の前には、次の上和久塚の岩峰が控えている。
岩の上で、のんびりするにはいいところだ !

中和久塚からは、岩の基部に降り、少し下った後、北側に回り込むように登って行くと、上和久塚の下部の広場にでる。

上和久塚の岩峰には正面からロープを頼りに登れるが、右奥側にもルートがあり、自信の無い人はこちらから登ると良い。

中和久から上和久塚の岩峰を望む
上和久塚から中和久塚の岩峰を望む 上和久塚の岩峰の上からは、通過してきた中和久塚の岩峰が良く見下ろせる。
あの上に立っていたとは信じられないが、中和久の上に立っている人影を確認すると、実感する。

ここからは、夏木山や五葉岳、鹿納山などの周りの山々がよく見渡せる。
上和久塚から中和久塚の岩峰を見る
ヒメコマツが美しい石塚 上和久塚を過ぎると、後は山頂までの、平凡な樹林帯の中の歩きとなる。
身長ほどの高さの笹コギ道をひたすら登る。
山頂に興味のない人は途中から、リンドウの丘の方へ回ると良い。

展望も無く、なんの変哲もない道をしばらく進むと、漸く展望が開けた石塚に到着する。
山頂付近で唯一、展望がきく場所であり、休憩するにはもってこいの所だ。
多くの登山者が弁当を広げている。

ヒメコマツがある山頂手前の石塚
回りの木々も漸く紅葉を始まっている 石塚からは360度の大展望が望める。
大崩山付近の山はもとより、遠くには祖母山・傾山の山並み、九重連山も望める。

この付近では、漸く、あたりの木々が紅葉し始めている。
道端には紫色のリンドウが咲いている。

ここから、山頂までは5分足らずである。
石塚からの祖母・傾方面の展望
灌木に囲まれた大崩山山頂にて 11:30、登山口から5時間で漸く山頂に達する。
大崩山の山頂は灌木に囲まれた小さな広場で、展望はきかない。
広場の真ん中に、大崩山の標識が立っている。

行動食をほおばり、山頂を後にする。

展望の良い、リンドウの丘へ向かい、昼食を取ることにする。

展望がない大崩山山頂にて

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