大崩山(おおくえさん:1643m) 宮崎県 祖母・傾国定公園 |
山行記録 (和久塚〜下小積尾根コース)−後編− |
山頂から約50分で、リンドウの丘へ戻る。 ここは、今まで歩いてきた3つの和久塚が見渡せる絶好の展望場である。 また、ここは水場も近いので幕営にも好都合の場所である。 断崖絶壁の向こうに、下和久、中和久、上和久の岩峰が順に見える。爽快な展望である。 ここで、遅い昼食を取った後、下山ルートの小積尾根コースへ向かう。 |
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リンドウの丘の絶壁にて |
上和久塚 | 中和久塚 | 下和久塚 |
途中、小積ダキの最頭部へ立ち寄る。 小積ダキの先端の岩の上まで足を延ばすと、またまた爽快な景色を望むことができる。 眼下には、これから下山で向かう坊主尾根の象岩がよく見える。 展望を満喫した後、坊主尾根の下りに向かう。 象岩の下はワイヤーロープを頼りにトラバースする。 振り返ると、小積ダキの大岩壁に圧倒される。 |
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坊主尾根の象岩を行く | ||
坊主尾根の下りは、かなりの急坂で、ハシゴやロープの連続である。 初心者の人は予想以上に時間がかかるので、時間に余裕を持とう。 また、雨の日は滑りやすいので、注意が必要である。 しばらく下っていくと、小積谷の沢に出る。 沢沿いに更に進むと、大きな石がゴロゴロした大崩山荘前の祝子川本流に出会う。 |
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下りもハシゴが連続する | ||
祝子(ほうり)川は、白い石と緑の木々そして澄み切った清流の素晴らしい川である。 河原のほとりで、しばらくヤマメと遊ぶ。 飛び石を渡り、大崩山荘前に出て、25分ほどで登山口に到着する。 大崩山は大自然の残る、九州でも数少ない名峰である。 |
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大崩山荘前の祝子川の清流で遊ぶ |