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井原山(いわらやま:983m)【佐賀県/福岡県県境】 |
井原山は福岡県と佐賀県の県境に位置し、背振山系において背振山に次ぎ高い山である。野河内渓谷やダルメキ谷、洗谷など多くの滝や渓谷があり、その景観は素晴らしい。山頂からは360度の大展望が望める。 |
山行記録 (三瀬峠から往復) |
山行日 | 1999年4月10日(土)曇り後、雨 | メンバー | 男8名、女性1名 |
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コースと タイム(分) |
三瀬峠登山口→(55)新村分岐→(15)井原山山頂→(75)三瀬峠登山口 | ||
駐車場 | 登山口横の小スペース | 利用した温泉 | 三瀬やまびこの湯 |
【アプローチ】 井原山への登山コースとしては、福岡県側の野河内渓谷からや、ダルメキ谷、洗谷コースが有名であるが、大分県中津からだとアプローチが結構大変なので、今回は佐賀県側三瀬峠からの往復コースをとった。 大分自動車道から長崎自動車道に入り、佐賀大和ICで降り、R263を北上する。 途中、三瀬どんぐり村を過ぎ、有料の三瀬トンネル手前から右折し、三瀬峠へ向かう。 三瀬峠は福岡県との県境であり、左手に井原山への登山口の標識がある。 道端には車3台ほど駐車可能なスペースがあり、そこに車を止める。 この登山口の反対側は金山への登山口である。 【登山】
登山口の笹の中には、井原山4.6Km、雷山8.6Kmの標識があり、この道は九州自然歩道となっている。 天気はあまり良くなく、今にも泣き出しそうな天気である。 隣には舗装された車道があるが、登山道はその車道を横切りながら進んでいく。 途中の鉄塔脇から車道に別れを告げ、樹林帯の道に入って行く。
少し行くと、再び大きな鉄塔があり、この付近からは目の前にこれから目指す井原山が望める。 山頂の左側の小さなコブ状のピークが印象的である。
本格的な新緑にはまだ早いが、ほんのりと芽吹き始めた緑がきれいである。 なんの変哲もない道をしばらく行くと、新村からの分岐に出る。 ここから再び、井原山へのなだらかな登りが始まる。 この変は「クロモジ」の新芽と花がきれいである。
山頂近くになると、今までとうって変わって、突然視界が開け、草原状の山並みとなる。 左手には、金山、九千部山が見渡せ、回りの山々が見渡せる。 山頂へ続く道端に寂しげに、数個の「ショウジョウバカマ」が花を開いている。
北には唐津湾の海岸線が見渡せる。 また、金山、九千部山やスキー場のある雷山などは間近に見える。 天気は良くないが、山頂でのんびりとビール、日本酒でくつろぐ。 今回は関東から復帰の細谷氏と長洲の曽我氏が久しぶりに参加であるので、くだらない話に大いに花が咲く。 下山は往路を戻る。 登山口に戻るやいなや大粒の雨が降り始め、グッドタイミングである。
下山後は、三瀬の三瀬やまびこの湯の温泉で疲れをとる。この温泉は比較的大きな綺麗な施設であり、結構利用客が多い。 その割には湯船が少し小さいのが残念であった。 |