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正月が開けて冬本番になると、毎年ながら私の掲示板によく投稿される写真がある。難所ケ滝の見事な氷結した光景の写真である。 恥ずかしながら数年前まではその名前すら知らなかったが、毎年、見事な光景を写真で見せていただくと、いつか見てみたいとウズウズしていた。 ただ最近はかなりかなり人気があるらしく、そのシーズンは多くの登山者でごった返すらしい。 そのせいか、行きたくてもなんとなく行きそびれていたのが三郡山の難所ケ滝である。 そんな時、福岡周辺のやまびこ会の友人達がその難所ケ滝へ行くことを耳にしたので、思い切ってもぐりこんで見る事にした。田舎者の私にとっては都会近郊の山へ行くには勇気がいるのである。 当日は運よく氷結具合がピークであったようで、素晴らしい「氷結の滝」を目の前に見ることができた。人は多かったが噂どおりの見事な光景を堪能できた。 |
【山行日】 | 2004年2月8日 天気:曇り、晴れ | ||
【コース&タイム】 |
昭和の森(9:17)〜河原谷コース〜難所ケ滝(10:45-11:05)〜縦走路(11:30-45) 〜仏頂山 〜宝満山(12:16-25)〜キャンプ場(12:40-14:25)〜竈門神社(15:54) 【行動時間】約6時間10分 <地図を見る> |
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【主なピーク】 | 仏頂山(868)、宝満山(829m) | ||
【交通手段】 | 西鉄バス(行橋〜天神〜障子岳)、西鉄電車(二日市駅〜天神) | ||
【地図】 | 「大宰府」2.5万分の一 | 【メンバー】 | やまびこ会の皆さん |
▼ アプローチ(行橋から昭和の森へ) | |
![]() 昭和の森駐車場にて |
行橋6:30発の天神行西鉄高速バスに乗り込むと、7:55に天神郵便局前に到着する。ここのバス停にて、やまびこ会の仲間と合流する。 8:06、宇美町方面へのバスに乗り込む。8:55に障子岳バス停で下車。ここから、他のやまびこ会メンバーの車に同乗させていただき、今回の登山口である昭和の森駐車場に到着する。(9:00着) 寒波が到来し、ちょうどタイミングがいいせいか、駐車場はほぼ車が満杯である。噂どおり登山者で一杯だ。 |
▼ 河原谷から難所ケ滝へ | |
![]() 林道を行く。 |
昭和の森駐車場に三々五々集まり、今回は総勢7名となった。準備をした後、早々に出発する。 昭和の森からは、林道を進み、河原谷コースを行く。 薄暗い植林の杉林の中を次々に登山者が歩いていく。かなりの人数である。 林道最奥部から登山道へ入る。 |
![]() 林道最奥部から登山道へ入る。 |
河原谷の登山道に入ると、登山道には雪が現れてくる。登山者はかなり多く、ほとんど列状態で登っていく。 40分ほど行ったところで、アイゼンを装着する。 登山者が多く、列の流れにまかせて登っていく。 しばらく行くと、右手に氷結したツララが垂れた壁が見えてくる。うーん、これが難所ケ滝かと思ったが、これは一つ手前の滝であった。 それでも、岩壁から垂れたツララは迫力がある。多くの登山者がまずは感嘆の声を上げている。 |
![]() 手前の滝に到着。多くの登山者が記念撮影。 |
![]() 岩壁から垂れたツララは迫力がある。 |
![]() これが難所ケ滝だ!見事に氷結している。 |
手前の滝から少し行った分岐を左に分かれて少し行くと、目の前に白い大きな壁が現れてくる。
お目当ての「難所ケ滝」である。 岩壁からは白い氷の流れが見事に固まっている。その下には多くの色とりどりの服を着た登山者がいっぱい集まっている。 各所で記念撮影をしており、誰が仲間なのかわからないほどだ。 上を見上げると今にも降ってきそうに、下に向かって鋭利な氷の槍が垂れ下がっている。 自然が作り上げたその景観は素晴らしいのひとこと。皆さん、それぞれにこの景観を楽しんでいる。 皆の笑顔がその楽しさを現している。 |
![]() 見事に発達したツララ |
![]() 見上げると今にも降ってきそうで怖いほど。 |
![]() 難所ケ滝の下の急坂を慎重に登っていく。 |
自然が作り出した氷の景観に堪能した後、縦走路へ向かって出発する。 来た道を河原谷まで戻り、再び登るのが一般的であるが、難所ケ滝を下から急坂を登りあげて、そのまま縦走路へ出ることにする。 難所ケ滝の横の急坂はかなり傾斜があり、ゴロゴロした岩や凍りついた氷の固まりもあるので、それらを落とさないように慎重に登る必要がある。なにしろ、下を見下ろすと、登山者がひしめきあっている。 難所ケ滝を後にし、葉が落ちた明るい自然林の中を登っていく。今まで曇りであったが、ここへ来て青空が覗き始める。青空が出ると、白い雪景色と青空のコントラストがとても綺麗で、気持ちもウキウキしてくる。 難所ケ滝からゆっくり25分程度で三郡山〜宝満山の縦走路に出る。 |
![]() 難所ケ滝から縦走路へ向かう。青空が出てくる。 |
![]() 縦走路へ合流。広々として気持ちいい縦走路である。 |
![]() 縦走路を宝満山へ向かう。 |
この縦走路は幅が広々とした自然林の中であり、明るくて気持ちいい。ここで、雪だるまを作ったり、雪投げしたりしてしばらく遊んだ後、宝満山へ向かう。 快適な雪の縦走路を宝満山へ向かう。山頂手前の岩場は凍結のこの時期は慎重に登ろう。 山頂は多くの登山者でいっぱいであった。 |
![]() 雪と氷のある岩場は慎重に。 |
![]() 宝満山山頂 |
![]() キャンプ場の広場にて。沢山の登山者で賑わう。 |
山頂を後にし、キャンプ場に下る。 毎度ながら、ここも沢山の登山者で賑わっている。まあ、我々も人数が多いから、その賑やかな登山者の一部であるだろう。 ちょうど空きができた小屋の中に入り、漸く昼食を始める。毎度ながら、Pさんのザックから美味しそうな鍋材料が出てくる。 |
▼ 宝満山から竈門神社へ | |
![]() 小屋の中で小宴会。 |
小屋の中でゆっくりと小宴会を始める。冷たい空気の中、飲む熱燗はまた格別である。 宴会後、帰りはここで二手に分かれる。昭和の森へのリータン組と竈門神社への下り組みに分かれる。 我々は竈門神社へ下る。 中宮跡を過ぎたあたりから、雪が少なくなり、宝満山名物「百段ガンギ」を慎重に下る。 |
![]() 宝満山名物「百段ガンギ」 |
![]() 竈門神社から宝満山を振り返る。 |
![]() 100円バスの「まほろば号」は便利だ。 |
竈門神社へ下った頃は空は綺麗な青空に変わっていた。 ここからは、大宰府コミュニティー100円バスを利用して駅まで向かうが、途中、大宰府天満宮へ寄ってみる。 久しぶりの太宰府天満宮である。もしかすると約30年ほど前に来た高校受験依頼かもしれないとふと思う。 意外と記憶に残る参道を歩いてお参り行く。ちょうど、「飛び梅」が咲き始めていた。帰りに横目で見た「思い出の太鼓橋」を渡らなかったのが残念であった。 |
![]() ちょうど「飛び梅」が咲き始めていた。 |
![]() 参道を行く。名物「梅ケ枝餅」を買って買える。 |
▼ 大宰府から行橋へ | |
![]() 西鉄電車にて、天神へ。 |
大宰府天満宮を後にし、西鉄電車へ飛び乗り、天神へ向かう。最近は公共手段を使った登山をあまりしないだけに、車よりゆったりした気分になる。
なによりもいいのが、飲酒を気にしなくていいことである。そのせいか、天神で打ち上げで一杯やって帰ったのは言うまでもない。 同行していただいた皆さん、ありがとうございました。 |