和尚山(かしょうざん327m:大分県)
〜花立池駐車場−表登山道−座禅岩−和尚山−裏登山道−花立池〜

和尚山(かしょうざん)は大分県宇佐市に位置し、標高は327.3mであり、昔は沸場山とも呼ばれ、山頂には祠(ほこら)があり、 干ばつの時にはこの祠で雨乞いを行い祈ったと言われている。

和尚山参考地図 山行日 2005年2月13日(日)  天気:曇り
コース
タイム
花立池P(9:40)〜表登山道〜座禅石(10:05)〜和尚山(10:10-22) 〜南の露岩ピーク(10:30)〜南の尾根道不明で引き返す(10:45)〜裏登山道分岐(10:52) 〜裏登山道林道(10:59)〜花立池P(11:40)
【行動時間】約2時間
主なピーク 和尚山:327.3m
駐車場 花立池前駐車場
利用温泉 なし
参考図書 なし、駐車場の看板
メンバー 単独


国道387号から見る表登山道入り口と和尚山
アプローチ

宇佐別府道路の宇佐ICを降り、国道387号を院内方面へ向かう途中の左側に、「和尚山裏登山道」と「表登山道」の標識がすぐに目に飛び込んでくる。 数年前にはなかったので、最近になって整備されたのであろう。最近、この道を通るたびに気になっていたのだが、なかなかこの山に寄る機会がなかったが、ひょんなことから横を通り、また時間もあったので、急遽、登ってみることにした。

花立池前の駐車場
花立池駐車場に到着

国道387号の表登山道の標識から左折し、道なり少し入っていくと、花立池前の駐車場に着く。5,6台程度の駐車スペースは十分ある。
周辺はよく整備されており、目の前に「和尚山登山道周辺地図」の綺麗な看板がある。今回は突然であり、地図を準備してなかったので、この看板の地図を頭に叩き込む。

「和尚山登山道周辺地図」の看板地図を見る。

水位が少ない花立池と和尚山
花立池駐車場に到着

看板地図を見た結果、今回は「表登山道」を登り、尾根を南へ向かいった後、「拝田新洞登山道」を下り、再び花立池へ周回するコースを行くことにした。

渇水期であるため花立池の水位はかなり少ない。その池の向こうに、ポッコリとした和尚山が見える。花立池の土手は綺麗に草が刈られ、気持ち良さそうだ。 登山道は池の左側の土手道を行く。

表登山道へ取り付く。
表登山道を登る

花立池の左土手を行くと、登山道の標識がある。旧道と新道の分岐があったが、今回は新道を行く。標識に導かれ、樹林帯の中の登山道へ入る。
標識もさることながら、テープ類も沢山、取り付けられている。少し多すぎるほどだ。

よく整備された急斜面の登山道
綺麗に整備された道を行く。

竹林を抜け、自然林になるとだんだん登山道は急傾斜となってくる。ただし、登山道は階段状によく整備されているため、遊歩道みたいで歩きやすい。 よく整備された標識といい、この階段状の登山道といい、たぶん、地元の人達のかなりの努力があったのであろうと思う。感謝したい。
尾根上に近づくと岩がごろごろとした道となる。更に階段状の登山道を登りきるとぽっかりと尾根上に出る。

巨石の座禅岩
展望すぐれる座禅岩にて

尾根から山頂側方向へ少し進むと目の前に巨石が横たわっている。「座禅岩」である。その昔、700年頃、僧法蓮がこの岩で修行を積んだらしい。 法蓮は医術で宇佐の民を救ったと言われる。
この岩からは西北方向の眺めがすぐれる。向こうに特徴的な台形状の八面山が見え、また北には周防灘が見渡せる。 その昔、僧方蓮はこの座禅石に座り、きっとこの眺めを見続けていたに違いないと思う。

稲積山、八面山方面の眺め

周防灘も見わたせる。

木に囲まれた和尚山山頂
和尚山山頂にて

座禅石から杉・檜の植林帯を南へ約150mほど行くと、和尚山山頂に達する。 山頂には祠があり、また木々に囲まれいるため展望はあまりよくない。 その昔、干ばつの時、この祠で雨乞いをし祈ったと言われる。
山頂の西側の木々の切れ間から少し展望が得られる。西側が崖状に切れ落ちているので注意しよう。

安心院の向こうに由布岳・鶴見岳が見える
展望のすぐれる岩で

山頂から南へ少し行くと展望のすぐれる岩がある。その下は切れ落ちているので注意が必要だ。 展望の岩からは安心院、院内方面がよく見渡せる。安心院の向こうに、由布岳・鶴見岳がかすかに見える。
下を見下ろすと、津房川と恵良川の合流がよく見える。ここで合流し、駅館川となり周防灘へ流れて行くのであろう。
この山は南へ長く、また西側が切れ落ちたヤセ尾根状であるため、低山にてしは眺めもよく楽しめる。

院内方面。津房川(左)と恵良川(右)
が合流して駅館川となる。

八面山方面

ここから更にしばらく進むが途中で道がなくなった。
途中で道を見失う。

山頂からは拝田新洞へ下るつもりで、尾根を南へ下っていく。杉林の中の裏登山道への分岐を過ぎ、更に南へどんどん下っていくと、次第に道が不明瞭になり、ついには道を見失う。 しばらく周辺の藪に入ってみるが道はみつからず。そのまま藪の斜面を強引に下れば、津房川へ下れそうであるが、地図も持ってなかったので、無理をせずに引き返し、裏登山道を下ることにし、分岐まで戻る。

裏登山道への分岐へ戻る。
裏登山道へ下る。

裏登山道への分岐も表示がないため少しわかりにくい。登りの丁寧な標識を考えると、ここにもきちんとした標識がほしいと思うが、方向で裏登山道と推察できる。 杉林の中の杉に赤テープが巻かれ、下へ導くように続いている。
赤テープにそって一気に下っていくと、すぐに林道に飛び出る。入り口には「裏登山口」の表示がある。

林道へ飛び出る。

林道の脇には「裏登山道」の標識がある。

林道をぐるりと回り花立池へ戻る。
長い林道を戻る。

裏登山口は表登山口の花立池とは和尚山を挟んで裏になるため、ぐるりと長い林道歩きを強いられることになる。 運のいいことに晴れ間が覗いてきたので、冬枯れの景色を見ながらのんびりと林道を歩いて花立池へ戻る。
低山であるが尾根からの眺めもよく楽しめる山であった。


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