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三俣山(みまたやま:1745m)【九重連山:大分県】
−大曲り〜スガモリ越〜三俣山西峰〜本峰〜雨ガ池〜長者原−

【山行日】  2000年2月27日(日)曇りのち晴れ
【メンバー】 やまびこ会
        なかむとし、キーボウ、YUTAchan、Zen、ササユリ、WAKABA、釘ちゃん、Taka

   前編:三俣西峰はガスの中
大曲りの駐車場にて 再びの寒波到来で、九重付近は雪模様の天気となった。
延岡から参戦のササユリさん以外は長者原で待ち合わせをする。
その時、牧ノ戸峠を越えているはずのササユリさんにトラブル発生。
どうやら途中でチェーントラブルらしい。
早速、なかむとしさんが救援に駆けつける。
予定より30分遅れ程度で、漸く登山口の大曲りに皆が集合する。
小雪がちらつき、こころなしか風もでてきたようだ。
大曲りの駐車場にて準備
登山開始 小雪がちらつく寒い中で、今回、初参加の人を含めて、とりあえず全員で自己紹介をする。
山頂でのオデン小道具を分担し、早速出発だ!

駐車場からやまなみハイウェイの反対側に鉱山道路へ通じる登山道の入り口がある。
数p程度の積雪の中、キーボウさんをトップに出発する。
さあ、出発だ!
裾野を横切る 登山口からちょっと登ると、広々とした星生山の裾野の道となる。
目指す三俣山にはしっかりとガスがかかりその山容は見えない。
振り返ると、黒岩・泉水の山の姿がうっすらと見える。
目の前の三俣山はガスの中
鉱山道路でワイワイガヤガヤ 広々とした裾野を横切るように登って行くと、長者原から続く舗装された鉱山道路に出る。
「こりゃあ、早いなあ!」と何人かつぶやく。
私も大曲りからは初めてであったが、長者原からの長い坊原登りに比べると、かなりのショートカットだ!

舗装道はところどころ凍結しており、滑りやすい。
キーボウさんを先頭にワイワイ賑やかに進む。
凍結した鉱山道路を行く
鉱山道路は凍結 硫黄山の下を巻くように鉱山道路を行くと、積雪と凍結が多くなる。
回りはだんだん暗くなり、ガスで視界が悪くなってくる。
風も少し強くなってきたようだ。
ガスと風が強くなってくる
ガスの中、涸谷をスガモリへ向かう 鉱山道路から別れ、左下の涸谷への道へ降りていく。
ここからは黄色いペンキを目印にゴロゴロとした岩の間をスガモリ越まで登って行く。
背後からの風も強くなってきたようで、背中に結びつけた鍋が容赦なく私の後頭部を打ち付ける。
スガモリ越直下の道はかなり凍結しており、鍋に気をとられている瞬間に案の定スッテンコロリン。

ここで、下山中のパーティーとすれ違う。
たぶん天候不良の為、引き返しているのだろう。
ゴロゴロ涸谷をスガモリへ登る
スガモリ小屋跡 スガモリ越にはかつて「スガモリ小屋」があったが、その小屋も平成9年10月に解体され、今はその石壁が残骸として残っている。
解体後、初めてここを訪れた私は、しばらく当時の面影に思いを馳せた。

石壁に風を避けながら、ここで皆でアイゼンを装着する。
吹き付ける風で手が思うように動かない。

スガモリ小屋跡にて
三俣へ登り開始 目の前の三俣山は中腹以上はガスに隠れて見えない。
天気が思わしくない為、この先どうしようか迷ったが、とりあえず西峰には上がってみようということになった。

ガスに向かって、さあ出発だ!
登り始めるやいなや、なかむとしさんのアイゼンにトラブル発生。しばらくここで待つことにする。
このトラブルが後で幸運をもたらすことになろうとは誰も思わなかった。

スガモリ小屋跡を後に、三俣の登りに入る
一歩一歩進む 登るに連れガスは激しくなり、回りはほとんど見えない。
北千里ガ浜も深いガスで包まれている。
半凍結状態の道を一歩一歩登って行く。
斜面に遮られ、風は少ない。
登るに連れ、ガスが激しくなる
西峰山頂では何も見えない! 深いガスの中、漸く西峰山頂に到着!
あたりは全くのホワイトアウトに加え、かなりの強風である。風が強い為、フードをかぶらないと鼻がちぎれるほどだ。
視界がきかないため、本峰への道がよくわからない。
天気の回復が遅そうなので、協議の結果、本峰は諦め、スガモリへ引き返すことになった。
とりあえず、山頂で記念撮影に入る。
最後にキーボウさんがカメラを向けているその瞬間、キーボウさんの背後で一瞬ガスが流れ、青空が見えた。
「おおっ!!」と皆が叫び声をあげるが、キーボウさんはなんのことだかわからない。
西峰山頂はホワイトアウト
後半へ続く(一気に天気は回復)