星生山(大分県)
〜大曲−星生新道−星生山−非難小屋−北千里ケ浜−スガモリ峠−大曲〜

【山行日】 2004年2月1日(日)  天気:曇り
【コース&タイム】 大曲下路側帯(10:05)〜大曲(10:17)〜乳首岩(仮称)(11:00-07)〜星生山(11:57-12:05) 〜非難小屋(12:40-13:12)〜北千里ケ浜(13:34)〜スガモリ峠(13:50) 大曲(14:30)〜大曲下路側帯(14:39) 【行動時間】約4時間30分
【主なピーク】星生山:1762m
【駐車場】大曲下路側帯 【メンバー】やまびこ会の仲間
【利用温泉】九重観光ホテル 【地図】「湯坪」2.5万分の1

 前置きとアプローチ

大曲より手前の路側帯に駐車
前日は筋湯周辺での宴会で深夜まで大酒飲みであったため、翌日は超二日酔いの中、大曲登山口へ向かうはめになった。お酒もだが、特に深夜の丸秘特訓が体にこたえている。
気分は悪いが天気は意外と良く、筋湯から長者原へ向かう途中から見える九重連山は朝日に光り輝いていた

車道には雪はなく大曲まではスムーズに行けたが、予想通り路側帯には除雪された雪が50cm以上の壁になっているため、大曲の広場には車は入れない。 仕方がないので、長者原側へ少し戻った路側帯の広い所に駐車し、ここから歩くことにする。
 大曲から星生新道で星生山へへ

大曲登山口の星生新道へ取り付く
大曲登山口を出発!

駐車したところからは車道を12分の歩きで大曲の登山口へ到着。星生新道への取り付きは、カーブを少し牧ノ戸側へ行った左側にある。
入り口付近は除雪した雪が60cm以上は積まれているが、それを越えると30cm程度の積雪である。 運のいいことに先行グループのトレースがあるため、ノーアイゼンのツボ足で出発する。

急斜面をひたすら登る(Photo:kazu氏)
星生新道をひたすら登る。

星生新道は星生山から北北西へ伸びる尾根のひたすら登りである。取り付きから樹林の中の急登が始まる。 斜面が急な上に直線的な登りであるため、無積雪期の道よりも、雪があるほうが登りやすい。
一歩ずつ高度を上げていくとすぐに樹林を抜け、明るい斜面登りとなる。

きれいな三俣山
三俣山の景色が見事

樹林を抜けると左手に真っ白に雪をかぶった三俣山が顔をだす。 昨夜の深酒のせいか、メンバーの足取りも少しにぶいようだが、美しい三俣山の景色がそのきつさを忘れさせてくれる。

雪原から顔をだした乳首岩(仮称)(Photo:kazu氏)
乳首岩の台地で遊ぶ

急斜面をひたすら喘ぐように登って行くと、急に傾斜が緩くなり、台地に到着する。 この台地には突起状の岩場がある。遠くから見ると、湾曲した斜面に突き出た乳首のように見えるため、私は勝手に「乳首岩」と呼んでいるが、本当の名称は知らない。
この台地はミヤマキシマの株やツゲの株もあり、無積雪期は日本庭園を思わせるような景観である。

乳首岩にて
乳首岩へ登る

この乳首岩へは簡単に登ることができる。
上からの景色は抜群である。三俣山方面はもちろんだが、目の前には黒岩・泉水の山並みが広がり、そして長者原方面も見渡せる。

目の前に星生山が見えてくる(Photo:kazu氏)
再び星生新道を登る

台地の広場からは目の前に星生山が見えてくる。これから第二段の登りが再び始まる。
この台地あたりから雪が深くなり、50cm以上はある。時折、腰まで埋まるほどだ。 ここから星生山へは目前に見える大岩を回りこむように登って行く。
漸く酒が抜けてきたせいか、ペースが上がり、先行のパーティーに追いついた。ラッセルがきつそうであったので、横から抜き、トップを変わる。 先行はトレースが少ないので、ここからはラッセルとなった。

漸く星生山頂尾根にでる(Photo:kazu氏)
星生山尾根にて

星生の山頂尾根が近づくにつれ積雪は少し少なくなった。尾根に出ると、ガスが広がってきて、次第に回りが見えなくなってきた。 あっと言う間でホワイトアウトとなってくる。

星生山山頂にて。ガスの中。(Photo:kazu氏)
星生山山頂にて

星生山山頂はまさしく真っ白なガスの中となった。ガスも晴れそうにないし、寒いので、記念写真を撮って、そうそうに非難小屋へ下ることにする。
 星生山山頂から非難小屋へ下る

星生の岩場を慎重に行く
星生山の岩場を行く

下るにつれ、少しづつガスが切れてくる。アイゼンをつけてないので、慎重に岩場を通過する。天気がいいと、目の前に主峰・久住山の秀麗な姿が見えるのだが、今回は見えない。

ガスに隠れて久住山は見えない(Photo:kazu氏)

星生崎から非難小屋へ下る

登山者で賑わう非難小屋
登山者で賑わう非難小屋にて

非難小屋は大勢の登山者で一杯であった。しばらくして空きが出たところで、昼食とする。
寒いけど、やはりここは最初はビールである。が、やはり冷たくて体が冷え切ってきたので、早急に焼酎お湯割りに変える。
 非難小屋から北千里、スガモリ峠を経て大曲へ

ホワイトアウトの中の下り
久住分かれから北千里へ

昼食を終え、避難小屋を出ると外は完全にホワイトアウトであった。 歩きなれた道であるが、雪道はより慎重さが必要だ。久住分かれからは綺麗なトレースがついていた。 下るにつれ、ガスは切れてくる。

こんな中でも尻ソリで遊ぶ連中
尻ソリで遊ぶ

そんな中、今まで尻ソリを満足にする場面がなく欲求不満のたまっていた連中が、久住別れからの斜面でおもむろに尻ソリを始めた。 しかし、雪が深いため、うまく滑れないようだ。お尻が雪に埋まっていた。

北千里ケ浜を行く(Gメン風)
北千里ケ浜を行く

北千里ケ浜に降りるにつれ、ガスは晴れてきて、また積雪も少なくなってくる。 特に北千里ケ浜は雪解けが川になって流れている。
横一列に並んで歩いている姿を見ていたら、昔、TVで見ていた「Gメン75」の場面を思い出したが、全く似あってないようだ。

雪に埋もれたスガモリ峠
スガモリ峠にて

北千里ケ浜からスガモリ峠に上がると、また積雪が多くなる。 特に、スガモリの非難小屋は吹き溜まりの雪がすごい。思わず、ダイブ!
またまた、雪で遊ぶ二人。

乳首岩を見ながら鉱山道路を帰る。(Photo:kazu氏)
鉱山道路を大曲へ戻る

スガモリ峠からは鉱山道路を大曲へ戻る。途中、鉱山道路を歩いていると、目の前に、本日歩いた星生新道のスカイラインが綺麗に見える。 稜線上には乳首岩もきちんと見えた。

大曲登山口へ到着
大曲登山口へ戻る

14:30、大曲登山口に到着する。ここからは、車道を10分ほど歩き、車に戻る。
温泉は、九重観光ホテルへ行く。ここの露天風呂は非常に眺めがよくて気持ちいい。冷たい空気の中、温かい温泉につかると気分最高である。 今回もまたメンバーに恵まれ、楽しい山行であった。ご一緒していただいた方に感謝したい。


Home山行記録INDEX(山域別)山行記録INDEX(年次別)